マットピラティストレーナー・マシンピラティストレーナー

学ぼうと思った理由

クライアントにできることに限界を感じていた

マットピラティスインストラクターを7年、マシンピラティスのトレーナーを10年やっていたのですが、自分の引き出しの量で行き詰ることがあり、解剖学などもっと体の知識を増やしたいと思って、オステオパシーの勉強を4年ほどしていました。そのなかで、体以外からのアプローチもできたらいいな、と漠然と思うようになりました。

このスクールを選んだ理由

もっと幅広く届けられるケアがしたい

コロナ禍になり、心を病んでいた家族の病状が悪化し、それまでは他人のケアばかりで、家族のことはちゃんと見れていなかったのですが、これを機に家族へのケアにしっかりと取り組みました。そのときに、「クライアント本人だけじゃなくて、その家族までケアが必要なんだ」ということを痛感したんです。同時に、ピラティスなどのレッスンに通える段階の前にいる人にも届けられるようなケアをしていきたいと思い立ちました。ちょうどその時に、オステオパシーの本の中でポラリティセラピーの存在を知り、このスクールに通うことに決めました。

このスクールでの学びはどうでしたか?

自分の無力感から解放された

ピラティスの限界を感じもやもやしていたことが、自然界のエレメントと人間の相関関係を深く学ぶことで足りないパーツが埋まり、視界が開けました。当時はどう頑張っても改善しない症状などもあり、無力感すら感じることもあったのですが、エクササイズで解決できない部分までカバーができる知識と技術が身に付き、エクササイズの重要性も更に深まりました。

学んで役立ったこと

より自由におおらかに、現場に立てるようになった

以前より自由におおらかに現場に立つことができるようになりました。ここで学ぶ以前に解剖学だけで200時間は受講していましたが、勉強すればするほど知識や理論に縛られていたのかも、と今は思います。クライアントとの距離感も適切になって、自分がいかにサポートするかにこだわるのではなく、相手を信じてゆだねることを大切にするようになりました。

これからやりたい事

今必要なことを必要なだけ、届けられる人になりたい

以前は心のどこかで即効性のある結果を求めていたように思います。今では相手のニーズと体が求める状態に合わせた柔軟な施術ができるようになって、同時に、自分も以前より楽に施術ができるようになりました。これからも、形式にとらわれず、ケアを必要としている人に、今必要なことを必要なだけ届けられるように、体と心の声に耳を澄ませて行きたいと思います。